トピックス
【テレビ取材】W杯も半導体
テレビに取り上げていただきました。2本立てでご報告します。
・NHKニュース(4/3(土)) AI導入企業として
・テレビ北海道 けいナビ(5/20(土)) 半導体・ラピダスとの関わりとして
最後には、サッカーと半導体の関係性を記載しています。
① NHKニュース ―AIと、その周りのこと―



AI導入企業として取り上げていただきました。テーマは検査工程へのAI活用です。
弊社では、製造ラインの検査装置にAIを導入しています。目的は人手不足の解消だけではなく、工程のコストダウンと顧客満足度の向上。
放送では紹介しきれませんでしたが、実は現代のAIブームが来る前から、機械学習を検査に取り入れていました。それを今の技術でアップデートしている、というのが正確なところです。
開発を進める中で改めて感じるのは、AIはハードウェアがあって初めて活きるということ。
適切なカメラと照明の設計、検査項目の曖昧さを排除すること、製造ラインの速度に合わせた搬送の仕組み——こうした「周り」をちゃんと作らないと、どんなに優れたAIも力を発揮できません。
いま、多くの製造業の方がAI企業から営業を受けていると思います。その際に見極めるポイントをひとつ挙げるとすれば、「現場の温度感を理解しているか」。AIだけを売っているのか、それとも現場に根ざした提案ができるのか。ソフトは、良いハードがあって活きる。
これは学生時代から機械学習や確率統計を専攻し、機械設計も並行してやってきた身として、15年以上かけて実感してきたことです。サッカーの知識があっても、それを活かせる筋肉や神経が無いと、良いプレーができないのと同じです。
② けいナビ ―2023年以来の再登場―



2023年9月のけいナビ取材以来、約2年半ぶりの登場でした。(前回のトピックス)
前回はラピダスの工場着工をテーマに取り上げていただきましたが、今回はラピダスの量産前での地域企業の切り口です。
ラピダスが開発する半導体は、AIにもEVにも必要です。そしてその半導体が熱を持つ。弊社はその熱を逃がす部品、S-CMCを作っています。前回の取材からの2年半で、この「半導体の熱」という課題は、世界でさらに大きなテーマになりました。
ラピダスとは最近は交流もあり、千歳で長年事業を営んできた身として、ラピダスとは協力していきたいという気持ちに変わりはありません。同じ千歳で挑戦している者として、応援しています。
下の画像ですが、一応、ラピダス社の応報公認の上での発言です。
これだけ見ると、少し違和感を抱かれると思いまして。。。SNSで芸能人からいいね貰っただけで「あの芸能人と友達だわ」と言っちゃう、みたいな感じではないです(笑)


ちなみにFJコンポジットからラピダスは車で8分です。
これを聞いた人たちは皆、本田圭佑さんみたいになります。「8分!?」と驚くくらい近いです。W杯のロスタイムの長さならば、ギリギリ着く距離感です。

最後に サッカーの1mm、半導体の1ナノ
取材してくださった皆さん、ありがとうございました。
半導体の放熱に関しては、これからもお任せください。
ワールドカップに影響されてサッカー例えが多かったですが、半導体業界もバモニッポン!で頑張りましょう。

ちなみにW杯と半導体も大きな関係があります。
ボール内部に半導体センサーがあり(MEMS慣性センサー:ドイツのKINEXON社が開発)、毎秒500回も位置情報などを計測しています。それをカメラ・AI(イメージセンサやGPU)で測定しており、「三苫の1mm」が生まれました。
W杯のVAR判定や「1mmの攻防」を支えたのも、ボール内のセンサーや判定AIを動かす半導体の力です。
いま半導体業界は「1ナノ(1mmの100万分の1)」という目に見えない超極小の世界を争っていますが、その極限の技術が、巡り巡ってサッカーの「1mm」のドラマを生む技術に繋がっています。